平成25年度活動報告

1. 研究委員会名

水環境と洗剤研究委員会

2. 会員数

20名

3. 主な活動内容

平成25年度は、第16回日本水環境学会シンポジウム(11月、琉球大学)で「アジア-太平洋地域における生活関連化学物質に関する環境研究の現状」と題するセッションを開催した。このセッションでは、アジア地域で環境研究に携わる研究者やアジアをフィールドにしてきた研究者を招き、最新の研究成果や研究遂行に当たっての問題点、今後の課題などについてディスカッションした。 また、25年6月29日-7月2日には4月下旬に鹿児島県南さつま市で集団座礁したスジイルカ17頭を対象にしたスジイルカ解剖ワークショップを開催した。 環境毒性学会の若手研究者グループとミーティングの機会を設け、将来的な共同セッションの可能性等についてのディスカッションもおこなった。

4. 今後の予定

平成26年度も水環境学会シンポジウムで「生活関連化学物質に関する環境研究：環境・生物試料の分析法と環境実態の解明」と題するセッションを開催し、引き続きアジア地域の水環境研究に携わる国内外の研究者の情報交換・交流の場を提供する予定である。また、5月には松山で海棲哺乳類の解剖ワークショップを開催し、水圏生態系の頂点に位置する生物について学ぶ。