公益社団法人 日本水環境学会
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平成26年度活動報告

1. 研究委員会名
ポピュレーションダイナミクス研究委員会
2. 会員数
90名
3. 主な活動内容
第17回水環境学会(11月,琉球大学)シンポジウムにて「未知微生物の生理生態に迫る -革新的機能解析技術の進展-」と題するセッションを開催した.
4. 今後の予定
1)日本水環境学会シンポジウムにおけるセッション開催
平成27年9月に信州大学で開催される第18回水環境学会シンポジウムにて「ポピュレーションダイナミクス研究のフィロソフィー」という題目でセッションを主催する.ポピュレーションダイナミクス研究において,未知微生物の生理生態を正しく理解することは,水環境保全・浄化のための技術開発に必要である.近年の未知微生物の生理生態解析技術の進展は目覚ましいものがあるが,研究者がどんな哲学を持って何を明らかにするのか,また,どんな技術を開発するために利用するのか,といった本質的な議論は置き去りにされている感がある.本シンポジウムでは,ポピュレーションダイナミクス研究において世界をリードしてきた研究者を招へいし,ポピュレーションダイナミクス研究の歴史を俯瞰して頂き,大切にしてきた考え方と今後の展望についてご講義頂く.
2)研究委員会主催の研修会・勉強会を開催
培養に依らない微生物群集構造の解析の普及のため,研究委員会の会員への研修会を行う.幹事の大学(場所未定)のラボにより新しい微生物群集構造解析技術の紹介・手法の研修を行う(2泊3日を予定).研究委員会委員数名が講師を担当し,相互に技術の交流を行うとともに,大規模シークエンス解析とそのデータ解析については,外部から講師を招いて行う.
3)メール上のネットワークにより,メンバー相互の間の情報交換を活性化する.
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