公益社団法人 日本水環境学会
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ノンポイント汚染研究委員会

平成27年度活動報告

1. 研究委員会名
ノンポイント汚染研究委員会
2. 会員数
113名
3. 主な活動内容

8月にはワ-クショップin淀川を開催し,講演会「瀬戸内海の水環境と漁業」(大阪工大うめきたナレッジセンター)を開催した.

9月の第18回日本水環境学会シンポジウム(信州大学)では「閉鎖性水域の水質改善のための非特定汚染源負荷量の再評価を目指して」と題するセッションを開催した.

総会(3月,年会開催中)において,講演会『水中の健康関連微生物によるノンポイント汚染質』を開催した.

環境省委託業務「平成27年度水環境中の放射性物質影響調査業務」(株式会社環境総合テクノスへの委託)のうち,放射性物質の環境動態の文献調査に係る部分について実施・協力.あわせて,平成24年度推進費で構築したデータベースの更新およびWebサイトの更新をした.平成23年度環境総合研究推進費で構築したデータベース情報の収集,Webサイト更新作業を行った.

水環境学会誌の総説に投稿した.

国土交通省平成27年度GAIAプロジェクトに「雨天時に市街地から流出するノンポイント汚濁負荷量の予測モデル開発」(代表:尾崎則篤先生(広島大))が採択された.市街地からの雨天時のノンポイント汚濁負荷を明らかにすることを目的とした,総括的なデータベースの更新・拡充と,汚濁負荷算 定モデルの構築に関する研究を実施した.

以下の国際活動にメンバーが参加・貢献した:
① IWA Specialist group Diffuse Pollution の Committee Member
② Urban drainage の Committee Member 
③ Watershed and River Basin Management の Committee Member 
④ DIPCON2015(2015/9/13-18,ドイツ・ベルリン)への参加
⑤ 10th IWA/IAHR International Urban Drainage Modelling Conference
   (2015年9月20日~23日,カナダ・ケベック)への参加

4. 今後の予定

H23年度環境省推進費成果「非特定汚染源からの負荷データベース」,H24年度環境省推進費成果「放射性物質の環境動態論文データベース」の運営・更新・既存のデータベースの更新作業の推進をおこなう.

ワークショップin琵琶湖(仮)を8月~9月に2泊3日程度で開催予定,公開シンポジウム,学生ナイトセッション, フィールドワーク,グループディスカッション他,水質調査など実技面を充実させたワークショップとする方針である.

第19回日本水環境学会シンポジウム(9月,秋田県立大学)で「ノンポイント汚染研究の新たな展開~受水域の視点から」と題するセッションを開催する.

以下の国際活動への参加・貢献を予定している:
  ・IWA Regional Conference on Diffuse Pollution and Catchment Management
   (2016年10月23日~27日,Dublin City University,ダブリン)への参加
  ・9th NOVATECH (2016年6月28日~7月1日, INSA Lyon, リヨン)への参加
  ・IWA Specialist Group on Diffuse Pollutionへの貢献
  ・IWA Specialist Group on Watershed and River Basin Managementへの貢献
  ・IWA-IAHR Joint committee on Urban Drainageへの貢献

研究委員会及び各部会のHPの充実,メーリングリストの運営をおこなう

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