公益社団法人 日本水環境学会
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2019年度活動報告

1. 研究委員会名
湿地・沿岸域研究委員会
2. 会員数
59名
3. 主な活動内容
9月の第22回日本水環境学会シンポジウム(北海学園大学)では,「流域から湿地・沿岸域の動態・保全・再生と亜寒帯の環境」と題するセッションを開催し,特別講演「地球温暖化・海洋酸性化が日本沿岸の海洋生態系や社会に及ぼす影響(藤井賢彦准教授・北海道大)」を開催したほか、「宮島沼水鳥・湿地センター見学会」を開催した.
日韓水環境若手研究者シンポジウム(アジアの水環境保全に向けたシステムと技術の新展開)を主催(鹿児島大学,2019年10月27日~29日)した.
本研究委員会を中心に議論してきた内容を発展させ、環境研究総合推進費「4-1801特定外来種オオバナミズキンバイの拡大防止策と効果的防除手法の開発」を実施している.
4. 今後の予定
湿地・沿岸域研究委員会のHP(http://engan.web.fc2.com/index.html)の充実化を図っている.水環境学会シンポジウムおよび年会で企画した研究委員会主催の見学会の様子をアップデートすることで,より市民のみなさまにも親しんでいただけるコンテンツの提供を進めるとともに,研究会活動を広く周知する.さらに,委員の研究活動を紹介するページを作成する.
9月の第23回シンポジウムでは,「流域から湿地・沿岸域の動態・保全・再生と亜熱帯・熱帯の環境」をテーマにした研究発表を検討している.公募に加えて,開催地域(九州)の研究や第一線で活躍されている研究者に特別講演を依頼することで,沿岸や水辺の環境保全研究に焦点をあて,議論を展開する.また,シンポジウム当日の見学会も企画している.
年会時の研究委員会(見学会)では,研究者による話題提供に加えて,本委員会所属メンバーの研究フィールドの見学会を実施することで,研究発表を聴くだけではなく,実際にその現場を見て,実感して,議論しうる場を提供していきたいと考えている.
研究集会の提供話題に関してはNews letterとして,また見学会時の体験談をコラム風にして本委員会HPに掲載し,人の関心を惹きつけるような委員会活動へと展開していきたい.
[参考] 湿地・沿岸域研究委員会URL:http://engan.web.fc2.com/
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