平成26年度活動報告
- 1. 研究委員会名
- 嫌気性微生物処理研究委員会
- 2. 会員数
- 69名
- 3. 主な活動内容
- 本研究委員会の研究活動対象は,し尿,浄化槽汚泥,畜産廃棄物,農業廃棄物,工場廃水,下水汚泥,生ゴミなどの嫌気性微生物処理技術などである. 特に,有機性廃水,生ゴミ,畜産廃棄物などからの有機酸,水素,メタン回収および回収物の利用法に関する研究にも言及しているが, これらは循環型社会を目指すためには不可欠な技術であるという認識に基づいている.
- 平成26年の日本水環境学会シンポジウムでは,セッション「嫌気性微生物を用いた排水・廃棄物処理とエネルギー利用の最新研究動向」を開催した.
- 香港大学Fang教授が監修する嫌気性微生物処理に関する英語書籍執筆に関連して,会員らが議論してまとめた日本国内の話題を寄稿した.
- 4. 今後の予定
- 平成27年度は,第18回日本水環境学会シンポジウム(9月,信州大学)で「嫌気性微生物を用いた環境浄化および資源・エネルギー生産の研究開発と応用」と題するセッションを開催する.14th IWA World Congress on Anaerobic Digestionに参加し,嫌気性処理分野の最新動向についてレポートを作成する.嫌気性微生物処理に関する国際ワークショップを開催する.
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