公益社団法人 日本水環境学会
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平成28年度活動報告

1. 研究委員会名
水環境と洗剤研究委員会
2. 会員数
18名
3. 主な活動内容
平成28年度は,第19回日本水環境学会シンポジウム(9月,秋田県立大学)で「生活関連化学物質に関する環境研究:環境・生物試料の分析法と環境実態の解明(3)」 と題するセッションを開催した.このセッションでは,アジア地域で環境研究に携わる研究者やアジアをフィールドにしてきた研究者を招き,最新の研究成果や研究遂行に当たっての問題点,今後の課題などについてディスカッションした.
4. 今後の予定
この数年間の議論で,基本的には水環境学会シンポジウムで毎年セッションを開催すること,また引き続き生活関連化学物質やアジア地域の水環境研究に関して研究集会を開催・討議することを,当委員会の共通認識としている.
平成29年度もこの方針に沿いつつ,加えて流域規模での化学物質の汚染評価や管理,近年発展著しい一斉分析により得られるモニタリングデータの活用等,洗剤委員会が培って来た知見をもとにセッションの開催を予定している.
生活関連物質に関する問題は複雑化,多様化しており,今年度も産官学の研究者の参画や共同研究の可能性について継続して検討したい.
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