公益社団法人 日本水環境学会
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ポピュレーションダイナミクス研究委員会

平成23年度活動報告

1. 研究委員会名
ポピュレーションダイナミクス研究委員会
2. 会員数
90名
3. 主な活動内容
平成23年9月東北工業大学で開催される第14回水環境学会シンポジウムにおいて 「温室効果ガス削減に貢献する微生物」 PDF と題するセッションを開催した。ポピュレーションダイナミクス研究において、 得られた結果をどのように水・地球環境保全に利用していくかを示していくことは重要な命題である。 近年、温室効果ポテンシャルの高いメタン・亜酸化窒素の湿地や排水処理プロセスからの放出が問題となっており、 アナモックス細菌および(脱窒性)メタン酸化細菌の温室効果ガス放出削減を担う役割は大きい。 これらの細菌群に関する生理・生態等を評価し、今後どのように有効利用すべきかの糸口を探った。
4. 今後の予定

1) 日本水環境学会シンポジウムにおけるセッションを主催する。
平成24年9月佐賀大学で開催される第15回水環境学会シンポジウムにて 「ここまで来た次世代シーケンス解析技術―現状と課題―」という題目でセッションを主催する。 ポピュレーションダイナミクス研究において、得られた結果をどのように水・地球環境保全に利用していくかを示していくことは重要な命題である。 近年、次世代シーケンサーに開発によりこれまでとは比較にならない高いスループットで遺伝子の塩基配列解読が行われるようになってきた。 しかしながら、膨大な量の結果からどのように必要な情報を抽出し、解析するかといった問題に対しては、 いまだに成熟の域まで達していない。したがって、次世代シーケンサーを用いた分子生態解析を行う研究者を招聘し、 最前線の研究内容の紹介と、どのように結果と向き合っていくかを議論する予定である。

2) メール上のネットワークにより、メンバー相互の間の情報交換を活性化する。

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