2022年度活動報告

1. 研究委員会名

水中の健康関連微生物研究委員会

2. 会員数

73名

3. 主な活動内容

第25回日本水環境学会シンポジウムにて「微生物学的水質情報を活用した水環境・衛生管理の最前線」と題するセッションを開催し，新型コロナウイルスの下水疫学調査に関する5件を含む13件の発表が行われた．

また，シンポジウムと年会の期間中に研究集会を開催し，国内外の研究動向や関連学会の開催等について委員間での情報共有を行った．

IWA Specialist Group「Health-Related Water Microbiology」において，片山委員長がPast chair，佐野幹事がSecretary，原本幹事長がBoard memberとしてSpecialist groupの運営に大きく関与している．2023年6月に4年ぶりに開催される専門家会議「21st International Symposium on Health-Related Water Microbiology（Watermicro2023）」（オーストラリア・ダーウィン）の準備を担当している．

4. 今後の予定

2023年度は，第26回日本水環境学会シンポジウムにて，「水環境と薬剤耐性：ワンヘルスアプローチの現在地」と題したセッションを開催する予定である．一般公募のほか、招聘講演も検討している．

2023年9月のシンポジウムと2024年3月の年会にて研究集会を開催する予定である．研究委員会メンバーには国内外の関連学会へ積極的に参加・研究発表を行ってもらい，最新の研究動向について情報共有が図れるように努めていく．特に，2023年6月にオーストラリア・ダーウィンで開催されるIWA Specialist Group「Health-Related Water Microbiology」主催の国際会議「21st International Symposium on Health-Related Water Microbiology（Watermicro2023）」への参加を呼びかける．