公益社団法人 日本水環境学会
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水中の健康関連微生物研究委員会

平成25年度活動報告

1. 研究委員会名
水中の健康関連微生物研究委員会
2. 会員数
78名
3. 主な活動内容

平成25年11月の第16回水環境学会シンポジウムにおいて,水中健康関連微生物のモニタリング、リスク評価、対策の最前線」を開催し、水系感染症をはじめ,健康関連微生物のモニタリング,リスク評価および対策等に関する研究発表および討論会を実施し、関連分野の研究を一般公募により募り、処理技術に関する研究発表 (3件),病原微生物の検出技術に関する研究発表(2件),河川水中の病原微生物のモニタリングに関する研究発表(3件)、リスク評価等の評価技術に関する研究発表 (2件)の計10件の一般講演が行われた。

平成26年3月には、昨年度より継続して行ってきた、震災からの復旧に取り組む下水道と放流先の水質状況に関して、「水系感染微生物による水環境汚染への指標生物管理の有効性と消毒技術の検討」報告会を本年度も宮城県仙台市にて本委員会が主催した。宮城県、仙台市、国土交通省、環境省ならびに当委員会から、8件の講演と総合討論が行われた。

4. 今後の予定

平成26年9月の水環境学会シンポジウムにおいて、「衛生学的水質指標のあるべき姿」と題したセッションを開催し、今後の環境基準の見直し、その他水質基準の方向性やあるべき姿に関して議論するとともに、当委員会に関連した最新の研究動向を公募により行う。

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