公益社団法人 日本水環境学会
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水中の健康関連微生物研究委員会

平成23年度活動報告

1. 研究委員会名
水中の健康関連微生物研究委員会
2. 会員数
64名
3. 主な活動内容

水源域や下排水受水域における水質(表流水や地下水)および底泥質の調査を通じた衛生管理、 被災地における上下水道関連での衛生管理,地下水を含む水道水源の水質管理についての情報の集約および整理、 下水道施設の被災による病原生物の影響評価と適正リスク管理をテーマに活動した。

東日本大震災による水処理施設の被災状況と水環境での衛生微生物問題についての研究発表、 討議ならびに今後の復旧・復興における委員会の対応に関して他の関連機関とともに調査を検討することを目的に 「震災後の対応における水中病原微生物対策」 PDF と題するセッションを、H23年9月の日本水環境学会シンポジウムにおいて開催した。 4件の講演と今後の震災に対応すべき本委員会の取り組み等における総合討論が行われた。

4. 今後の予定
平成24年9月の水環境学会シンポジウムにおいて,「水中の健康関連微生物研究発表会、ならびに微生物指標に関する討論会」 と題するセッションを開催する。被災状況と衛生問題についての研究発表および討議を行うとともに、 他の関連機関とともに調査を検討する。また昨年度の震災対応における活動報告の場として、 仙台にて、下水道関連、漁業関連の関係者の参加を想定した、震災活動結果のアウトリーチのための会議を開催する。
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