公益社団法人 日本水環境学会
水環境懇話会 活動報告

活動報告

第25回 水環境懇話会(平成22年2月13日)

懇話会 初の試み、休日開催!

今回、参加者皆様の声を受けまして、懇話会 初の試みとなります休日開催を実施致しました。 これまでの平日開催では、ご参加が難しかった官公庁や企業にお勤めの方には、特にご好評を頂きました。
下記に、今回の懇話会概要を記載いたしましたので、どうぞご覧ください。また、今後も積極的に休日開催を実施していきたいと思いますので、奮ってご参加くださいませ。皆様のご参加をお待ちしております。

話題提供1

池本 忠弘氏
(前厚生労働省 健康局水道課 技術係)
「水道水と容器入り飲料水 – 温室効果ガス排出量の『見える化』から考える需要者への情報発信–」

<概要>
水道事業に対する需要者(国民)への情報発信として、飲料水業界の事例を織り交ぜながら、水道水をつくる際に発生する温室効果ガスを「見える化」することを、ご提案していただいた。 
需要者への情報発信の手段として水道水での「見える化」を推進することが、水道事業者が環境保全と経済性の両面から事業を見つめ直し、また、需要者が地球温暖化防止と家計管理の両面から水利用のあり方を考え直す契機となり、蛇口への回帰に繋がるものとなることをご説明いただいた。

前厚生労働省 池本様前厚生労働省 池本様(左)

話題提供2

伊藤 司氏
(群馬大学大学院 工学研究科 社会環境デザイン工学専攻)
「水環境分野における微生物解析の基礎の基礎」

<概要>
微生物解析について、解析方法である電気泳動、PCR、FISHの基本原理や、データを理解するための基本事項であるDNA、RNAの構造を、非常に丁寧にご紹介いただいた。また、今後は微生物解析によって得られたデータが水処理にも活かされていくことの可能性を示唆していただいた。

群馬大学大学院 伊藤様群馬大学大学院 伊藤様
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